南アフリカの子育てに、上手な寝かしつけのヒントがあった!

子育て

 

 

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いつも機嫌の良いこどもになる、南アフリカ式子育てとは?

 

南アフリカでは、多くの赤ちゃんはいつも機嫌が良く、寝かしつけの必要がないそうです。

3ヶ月を過ぎてからは夜中に授乳をすることもなくなり、

魔の2才児と呼ばれる時期においても寝かしつけの苦労がないそうですよ。

 

そのような赤ちゃんになるのには、何か秘密があるのでしょうか。

 

 

南アフリカには、ミッドワイフ(midwife)という存在がいます。

midは「共に」、wifeは「女性」を指し、

直訳すると「女性と共にいる人」となります。

 

日本で言う、「助産師」のことです。

 

南アフリカでは、このミッドワイフが

妊産婦や赤ちゃんの体や心のケアをしてくれ、

生活リズムの整え方を教えてくれます。

 

 

ミッドワイフが教えてくれるその生活リズム法を

実践することで、たやすく寝かしつけることができるというのです。

 

この方法を実践すると、赤ちゃん本来の欲求に

沿っているため、

 

 

  • 赤ちゃんが一人で朝まで寝てくれる
  • 生後3ヶ月以降、夜中は授乳が必要なくなる
  • 赤ちゃんが欲しがっているものがわかる
  • むやみに泣かなくなる
  • 毎日時間どおりになり、予定が立てやすい
  • いつも機嫌がよく、赤ちゃんもママも幸せ

 

 

このような結果が得られるそうです。

南アフリカでは、日本とは違い

「ママ自身がハッピーな気分であること」

が重要だとされ、

 

「ハッピーなママの育てるこどももハッピーになる」

 

という考え方が主流だそうです。

 

確かに、こどもの一番近くにいるママが、

いつも寝不足でカリカリしていたら、

赤ちゃんにも悪影響を及ぼすと思いませんか?

 

 

私も、子育て中の主婦ですが、

寝不足で今にもまぶたがくっつきそうな時に、

授乳してもおむつを替えても抱っこしても全然泣き止んでくれないと、

「もういや!」と逃げ出したい気持ちになっていました。

 

 

ですが、この方法を実践してからは

夜中本当にぶっ続けで寝るようになり、

赤ちゃんも、自分自身も笑顔が増えたと感じています。

 

 

様々な寝かしつけの本やインターネットを見て

やってはみたものの上手く行かなかったのが、

この方法はピタリとハマって、本当に育児が楽になりました。

 

 

赤ちゃんがぐっすり眠れるその秘密とは?

 

赤ちゃんの生活リズムはママが作るもの

 

赤ちゃんの生活リズムは、自然には作られません。

ママが作ってあげないといけないのです。

 

日本では多くのママが、赤ちゃんのペースに

自分を合わせています。

 

ですが、南アフリカ式では、ママが赤ちゃんの

生活リズムをコントロールしていきます。

 

 

赤ちゃんのペースに合わせる方法だと、

赤ちゃんが泣くたびに、欲しがっているからといって

おっぱいやミルクを与えてしまいます。

 

泣いているからといって毎回授乳すると、

そんなにお腹が空いていなくても

飲んでしまうことになります。

 

 

結果的に1~2時間おきに授乳をすることになり、

赤ちゃんにとって、そのリズムが当たり前に

なっていってしまうのです。

 

 

赤ちゃんの生活リズムを作る上で重要なのは、

「赤ちゃんが本能的に求めているリズムに

合っていないといけない」ということです。

 

 

その、本能的なリズムに合わせられるように、

ママがリードしてあげることが大切なのですね。

 

 

赤ちゃんが泣くタイミングを予測できる!?

 

当たり前ですが、赤ちゃんが泣くのには理由があります。

 

子育ての経験を重ねていくと、段々と

何故泣いているのかがわかるようになっていくものです。

 

ですが、時に、おっぱいをあげてもおむつを替えても

泣き止まないような、

「なんで泣いてるの!?」状態になることがあります。

 

この育児法では、毎日の生活リズムが

整っていきます。

 

ということは、毎日、同じ時間に

同じ行動をするようになっていくというわけです。

 

つまり、赤ちゃんが泣いて欲求を示す

タイミングがあらかじめ分かるので、

大泣きしてしまうことがないのです。

 

赤ちゃんが泣いて欲求を知らせる前に、ママが

先回りして対応してあげることができるので、

赤ちゃんは泣く必要がないのです。

 

赤ちゃんが機嫌が良いと、ママも過ごしやすい

 

南アフリカでは、このスケジュール法を実践している

赤ちゃんの多くが、いつも機嫌良く、ぐずることがありません。

 

ですので、ママたちが集まる際にも、時間の約束が

しやすいのです。

 

そして、いつも赤ちゃんが機嫌が良いと、

ママにも余裕が生まれ、

いつも笑顔で楽しく、穏やかに過ごすことができるのです。

 

それによって、赤ちゃんにとっても、ママにとっても

ストレスのない環境となり、

子育てにおいてどんどん良い循環が生まれていきます。

 

私もこれを実践してから、

赤ちゃんの一日のスケジュールがわかるので、

ママ友と予定を立てたり、

子どもを預けて用事を済ませたりしやすくなりました。

 

魔の2歳児の頃も威力を発揮!

 

しっかり生活リズムを身に着けた赤ちゃんは、

一般的にトラブルの多い時期でも、

比較的トラブルなく過ごせます。

 

よく言われる、「歯の生え始め」や、「魔の2歳児」の頃など、

トラブルの多い時期に、この育児法は威力を発揮します。

 

生活リズムを作る中で赤ちゃんはひとりで眠ることを覚え、

「自分をコントロールする力」

身につけることができます。

 

生後まもない赤ちゃんに、

一人で眠る習慣なんて付けなくていいと

思われるかもしれません。

 

ですが、ここでしっかり習慣づけておくことで、

それから先もずっと、とても役立つのです。

 

南アフリカの子育ての考え方

 

南アフリカでは、社会全体で子どもを育てる

という考え方が深く根付いており、

子どもや、子育てをする母親へのサポート体制がしっかりしています。

 

例えば、ベビープレイグループという、

生後2ヶ月からの赤ちゃんが参加するサークルがあります。

 

これは、音楽に合わせて運動をしたり、おもちゃ遊びをして

能力を刺激し、発達させていくというものです。

 

また、多くのスポーツジムには保育士が常駐していて

子どもを預けることができ、カフェも併設されていて、

ママが運動したり、リラックスタイムを過ごしたりできます。

 

ママ会でレストランでランチをするときは、

店員さんが近くで子どもの面倒を見てくれていて、

その間にママはゆっくり食事や会話を楽しむことができます。

 

それと、赤ちゃんが1歳になったら、

プリスクールという、幼稚園のような場所に

通うことも多く、子どもが自立していけるように

様々な環境が整っているのです。

 

日本と比べると、とても子育てに対して寛容で、

皆で育てていこうという意識が高いのが

とてもうらやましいなあと思うばかりです。

 

ですが、簡単に真似できる

スケジュール法から取り入れてみて、

余裕のある子育ての参考にしてみるのも良いかもしれませんよ。

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