生後3ヶ月の生活リズム・スケジュール

子育て

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生後3ヶ月の発達具合

  • 座らせた時に頭を上げたまま少しの間キープできる
  • うつ伏せの状態で頭を持ち上げることができる
  • 時々悲鳴をあげる
  • 表情豊かになり、笑うようになる
  • 手をしゃぶるようになる

3ヶ月目頃には、夜通し眠れるようになっていく

体重増加や発達が順調で、良くミルクも飲むなら、

この時期のスケジュールを実践していきます。

昼と夜の感覚が身につき、

次第に昼間は起きている時間が長く、

夜は続けて眠るようになります。

注意すること

  • お昼寝を始める時間は授乳開始から1時間~1時間半後
  • お昼寝する時間は30分~1時間
  • この頃は授乳と授乳の間にお昼寝が必要

赤ちゃんの眠いサイン

言葉の話せない赤ちゃんにも、

眠気を訴える仕草があります。

例えば、

  • 目をこする
  • 目の下が赤くなる
  • 「にゃあ」「うあうあ」といった声を出す

などです。

これらのサインを見逃すと、

疲れすぎてしまって、この後1~2時間も

眠れないことがあります。

この他にも、いつも見ていると

眠る前にやる仕草が発見できるかもしれませんので、

日々の観察が大切です。

午前中のスケジュール

5~6時

赤ちゃんが目覚めたら授乳します。

お腹が一杯になると、

赤ちゃんはまた眠りにつくはずです。

8時 朝ごはん

この時間までに赤ちゃんを起こして授乳します。

カーテンを開けたり、電気をつけたりして

部屋を明るくし、

着替えやおむつ交換等をして、

赤ちゃんが自力で目覚められるようにします。

9時~9時半

1回目のお昼寝をさせます。

眠そうでなくても、ベッドに寝かせてあげます。

抱っこしてうとうとさせるのは良いのですが、

完全に眠ってしまう前には

ベッドに置くようにます。

できるだけ夜寝る場所と同じところで、

カーテンを閉めて暗くした上で

寝かせてあげます。

もし眠らない場合、

1時間までは、体を動かして

遊んであげるなどして、

自然に疲れて眠くなるのを待ちます。

抱っこしていてウトウトとしてきたら、

眠りにつくその瞬間にはベッドに寝ているようにしてあげます。

そうすることで、いつも眠りにつく瞬間は

ベッドの上で、という習慣が身につき、

自分一人で寝られる癖がついてきます。

一人寝ができる赤ちゃんは、

一般的にトラブルが出てくる時期

(歯が生えてくる頃や魔の2歳児など)に

問題が少なくなると言われています。

11時 お昼ごはん

赤ちゃんがどれだけ眠ったかにかかわらず、

この時刻までに起こして授乳します。

寝付くタイミングが遅くなり

全然寝ていないという時も、

必ず起こして授乳するようにします。

授乳によってサイクルをリセットするので、

好きなだけ眠らせておくと、すぐに

リズムが崩れてしまいます。

ここで崩したリズムは、

夜の睡眠の乱れに繋がりますし、

生活リズムが定着しない原因になります。

ここで起こしても、次のお昼寝では疲れて

眠ることができるはずなので、

気にせず起こして授乳します。

そして、一日のうちこの時間の授乳は

哺乳瓶で与えるようにします。

(母乳育児の場合でも)

哺乳瓶を嫌がらず飲めると、

ママ以外の人でも授乳できますので、

ママが休める時間ができますし、

赤ちゃんを預けておいて外出もできます。

100ml搾乳しておいた母乳やミルクを飲ませ、

足りない分はおっぱいを飲ませます。

授乳後1時間は赤ちゃんを起こしておきます。

起こしておく間、一緒に遊んであげると良いですよ。

午後のスケジュール

12時~12時半

2回目のお昼寝の時間です。

眠そうにでなくてもベッドに寝かせます。

抱っこしている場合、完全に眠る前には

そのままベッドに置きます。

「寝る瞬間はベッドで」です。

そしてできるだけ夜寝る場所と同じところで、

カーテンを閉めて暗くした上で寝かせます。

もし眠らない場合は

13時半までは、待っていいです。

体を動かして遊んであげるなどして、

自然に疲れて眠くなるのを待ちます。

14時 おやつ

この時間までに赤ちゃんを起こし、授乳します。

授乳後1時間は、遊ぶなどし、

赤ちゃんを寝かせないようにします。

15時~15時半

3回目のお昼寝タイムです。

1回目、2回目と同様に行います。

午前中に上手く眠れなかった赤ちゃんは

ぐっすりと眠ります。

1時間半以上は寝かせないようにしましょう。

17時 夕ごはん

赤ちゃんを起こして授乳します。

17時以降に寝てしまった場合、

15~30分で起こします。

ここで寝かせすぎると、

夜の不眠に繋がります。

授乳後1時間は遊ぶなどして赤ちゃんを起こしておきます。

17時半~18時

「夕食→お風呂→就寝」をセットにして考えます。

夕食後すぐにお風呂に入れると

吐く恐れがありますので、

落ち着いたところで入浴させます。

お風呂が終わったら、そのまま

明かりを消した寝室に行きます。

18時半

暗い寝室で寝る前の授乳を行います。

赤ちゃんが眠い仕草をし始めたら、

そのままそっとベッドに置きます。

夜中のスケジュール

順調に経過している赤ちゃんは、

この頃には夜の授乳は不要になります。

もし夜中に起きてしまっても、

多くの場合授乳しなくても、

そのまま寝てしまいます。

できたら、泣いてしまっても、

すぐに授乳や抱っこすることは控え、

数分は様子を見るようにします。

この時に、睡眠アイテムも渡します。

(おしゃぶりやその子のお気に入りおもちゃなど)

それでも眠れない場合は抱っこしてあげます。

抱っこしたままスクワットをしたり、

背中をとんとんしたりなど、

その子が落ち着く方法であやしてみてください。

どうしても泣き止まないときは、

ほんの少しだけミルクを与えますが、

夜中の授乳が習慣づかないよう、

なるべく授乳以外の方法で粘ります。

授乳が夜中1~2時の1回程度であれば、

それほど焦る必要はありませんので、

赤ちゃんが自然と夜通し眠れるよう、

おおらかな気持ちで進めていきましょう。

もし夜中にそれ以上起きてしまうようなら、

昼間のスケジュールを守れているか

確認します。

昼寝時間が長くないか?

授乳時刻は守れているか?

夕方寝すぎていないか?

などです。

成功の秘訣とは

赤ちゃんの中には、眠るのが得意な子もいれば、

苦手な子もいます。

物音や光、振動などに敏感な赤ちゃんは

一度眠りについてもすぐに起きてしまうこともあります。

そんな時、よくありがちなのが、

すぐに抱っこしてしまったり添い寝・添い乳をしてしまうこと。

「赤ちゃんが抱っこで眠れないのなら

自分が抱いてあげればいいだけのこと」

「赤ちゃんがそれで安心して眠れるなら

添い寝・添い乳も致し方ない」

「こうして自分を求めてくれるのは

今だけだと思うとかわいくてやってあげたくなる」

と思ってしまい、

スケジュール法を諦めてしまうママがけっこう多いです。

しかし、独り寝ができるようになることは、

赤ちゃんが将来、自己をコントロールできるようにするためにも、

ママの負担を軽減するためにも、重要なことです。

今は軽くて抱っこも苦ではなくても、

すぐに重くなって眠るまで抱っこすることが

苦痛になっていきます。

ひとり寝ができる子は、

歯が生えてくる時期や魔の2歳児の頃の

落ち着きが全然違います。

ここで少し辛抱して、ママが

生活リズムを作ってあげることは、

大変に価値の高いことなのです。

スケジュール法を続けるコツ

中々思うように行かず、スケジュール法の実践を

辞めたくなるときもあると思います。

ですが、先に述べたように、

ここで踏ん張ると、後がとても楽です。

心折れずに続けるためには、

「どれくらい粘るか事前に決めておく」

ことが重要です。

もし上手く眠りにつけなかったり、

途中で起きてしまった時、

どこまでなら頑張れるのか、事前に決めておくのです。

赤ちゃんが夜中に起きてしまった時、

「様子を見る→トントンする→抱っこ→赤ちゃんがウトウトする→

ベッドに置く→また起きる→様子を見る」

この繰り返しを続けられる時間を、

30分まで、とか1時間まで、

とか決めておくのです。

その時間を過ぎてしまったら、

抱っこのまま眠らせるなどします。

日によって、もう少し頑張れそうな日は

長く続けてみたりと、臨機応変で良いです。

ママが疲れすぎてしまっては

赤ちゃんの生活リズムをリードしてあげることができません。

「今日は無理だったけど、また明日一緒に頑張ろうね」

など、気楽な気持ちで臨むのが良いです。

逆に、

「寝かさなきゃ、早く寝てちょうだい!」

などと思っていると、不思議と赤ちゃんは察知して

寝てくれない気がします。

ママが焦っていると、赤ちゃんには伝わってしまうのだと思います。

赤ちゃんは、ゆっくりと生活のリズムをつけ始め、

一人で寝る練習をしている時期ですので、

すぐにできるようにならなくて当然です。

数週間頑張れば、この先数ヶ月も数年も、

寝かしつけで苦労することはないのです。

ひとり寝ができる赤ちゃんは、

情緒も安定して、いつもご機嫌で過ごすことができますよ。

ママの頑張れる範囲で、

できない時はできなくてもいいか、くらいの

おおらかな気持ちで取り組むと良いです。

まとめ

  • 授乳時刻は守る
  • 一日1回は哺乳瓶で授乳する
  • お昼寝は暗い部屋で
  • 「夕食→お風呂→就寝」をセットにして考える
  • 夜中は1回→0回の授乳に
  • 泣いていて可愛そうでも、すぐには抱っこしない
  • 自分が頑張れる時間をあらかじめ決めておく
  • 頑張りすぎず、気楽に取り組む

3ヶ月目には徐々に夜通し眠るようになっていきます。

続けることが大切なので、

無理のない範囲でやっていくと良いですよ。

コメント

  1. アバター あや より:

    2回目のお昼寝の起こす時間は12時半となっていますが12時から12時半の間に寝かしてすぐに起こすということですか?

    • 管理人 管理人 より:

      コメントありがとうございます。

      ごめんなさい、記事に誤りがありました。
      12時~12時半のお昼寝から起こすのは、14時のおやつタイムまでに、となります。
      混乱を招く内容で申し訳ありませんでした・・・。
      記事内容は訂正しておきます。

  2. アバター あかね より:

    腕枕でしか寝ない我が子に悩んでおり、ネントレをやってみましたが私自身が泣き声に耐えられず断念。その後、この記事を見て生活リズムが似てると思い、寝る直前にはベッドで、、を目指してなんとか頑張っています。

    そこで質問なのですが。
    5〜6時に授乳とありますが、
    6時以降に起きてしまった場合は
    授乳せず8時まで待った方が
    いいのでしょうか?

    また、授乳間隔が短いため母乳だけでなく、ミルクも飲んでるので消化もゆっくりなのか赤ちゃん自身、あまり進みが良くないのですがどうしたらいいのでしょうか?

    • 管理人 管理人 より:

      コメントありがとうございます。

      ネントレのご苦労、お察しします・・・。
      腕枕でしか寝ないとのこと、さぞ大変かと思います。

      ご質問の内容ですが、6時以降(例えば6時半とか7時とか)に起きてしまったら、
      もう授乳してしまっても良いと思います。

      その後のスケジュールもずれてしまうと思いますが、
      9時ころまた授乳し、お昼寝の時間を少し短くして調整すると良いかと思います。

      進みが良くないというのは、スケジュールを月齢通りに進められないということでしょうか?
      当然ひとりひとり進みが違うので、授乳間隔が狭い場合は、1ヶ月分前のスケジュールで実行してみても良いかなと思います、

      それから、スケジュールと全く同じにしなくてはならないと気を張るとお母さんが疲れてしまいますので、
      あまりこの通りにいかなくても、深刻に考えたり、自分責めたりする必要はありませんよ^^

      まずは、毎朝起こす時刻だけは8時を目指す!など、
      一日の始まりを毎日整えるだけでも、その後数ヶ月、数年の生活リズムが整っていきますのでおすすめです。

      先が見えず不安なこともあるかもしれませんが、
      気楽にのんびり、お子さんの成長を楽しんでいってくださいね♪

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