生後4ヶ月の生活リズム・スケジュール

子育て

 

 

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生後4ヶ月の発達具合

 

  • 手に物を持っていくとそれを握る
  • 支えがあれば座ることができる
  • 抱きかかえると床に足を伸ばして突っ張る
  • 声を出して笑う
  • 自分の手をじっと見たり、手を口に入れる
  • 手に握ったものを口に入れる

 

そろそろ離乳食の時期かも

 

このスケジュール管理を順調に進めていれば、

夜通し眠れるようになったはずです。

 

しかし、4ヶ月を超えてから、

再び夜中に起きてしまうようになった場合、

離乳食を検討しても良いかもしれません。

 

離乳食を始めるタイミングは、

いくつかの基準から判断していきます。

 

離乳食を考え始めるポイント

 

  • 体重が出生時の2倍になる
  • 首がすわる
  • 夜中に2回空腹で起きる(すぐに寝入る場合は含まない)
  • 大人の食事をじっと見つめるようになる
  • 支えると座っていられるようになる
  • 口をもぐもぐと動かすようになる

これらのポイントが当てはまるようになったら、

離乳食を開始しても良いと考えます。

 

当てはまらなければ、3ヶ月のスケジュールを続けます。

 

赤ちゃんの眠いサイン

 

言葉の話せない赤ちゃんにも、

眠気を訴える仕草があります。

 

例えば、

  • 目をこする
  • 目の下が赤くなる
  • 「にゃあ」「うあうあ」といった声を出す

などです。

 

これらのサインを見逃すと、

疲れすぎてしまって、この後1~2時間も

眠れないことがあります。

 

この他にも、いつも見ていると

眠る前にやる仕草が発見できるかもしれませんので、

日々の観察が大切です。

 

午前中のスケジュール

 

5~6時

赤ちゃんが目覚めたら授乳します。

 

お腹が一杯になると、

赤ちゃんはまた眠りにつくはずです。

 

8時 朝ごはん

この時間までに赤ちゃんを起こして授乳します。

 

カーテンを開けたり、電気をつけたりして

部屋を明るくし、

 

着替えやおむつ交換等をして、

赤ちゃんが自力で目覚められるようにします。

 

9時~9時半

1回目のお昼寝をさせます。

眠そうでなくても、ベッドに寝かせてあげます。

 

抱っこしてうとうとさせるのは良いのですが、

完全に眠ってしまう前には

ベッドに置くようにます。

 

できるだけ夜寝る場所と同じところで、

カーテンを閉めて暗くした上で

寝かせてあげます。

 

もし眠らない場合、

1時間までは、体を動かして

遊んであげるなどして、

自然に疲れて眠くなるのを待ちます。

 

抱っこしていてウトウトとしてきたら、

眠りにつくその瞬間にはベッドに寝ているようにしてあげます。

 

そうすることで、いつも眠りにつく瞬間は

ベッドの上で、という習慣が身につき、

自分一人で寝られる癖がついてきます。

 

一人寝ができる赤ちゃんは、

一般的にトラブルが出てくる時期

(歯が生えてくる頃や魔の2歳児など)に

問題が少なくなると言われています。

 

11時 お昼ごはん

赤ちゃんがどれだけ眠ったかにかかわらず、

この時刻までに起こして授乳します。

 

寝付くタイミングが遅くなり

全然寝ていないという時も、

必ず起こして授乳するようにします。

 

授乳によってサイクルをリセットするので、

好きなだけ眠らせておくと、すぐに

リズムが崩れてしまいます。

 

ここで崩したリズムは、

夜の睡眠の乱れに繋がりますし、

生活リズムが定着しない原因になります。

 

ここで起こしても、次のお昼寝では疲れて

眠ることができるはずなので、

気にせず起こして授乳します。

 

そして、一日のうちこの時間の授乳は

哺乳瓶で与えるようにします。

(母乳育児の場合でも)

 

哺乳瓶を嫌がらず飲めると、

ママ以外の人でも授乳できますので、

ママが休める時間ができますし、

赤ちゃんを預けておいて外出もできます。

 

100ml搾乳しておいた母乳やミルクを飲ませ、

足りない分はおっぱいを飲ませます。

 

授乳後1時間は赤ちゃんを起こしておきます。

 

 

起こしておく間、一緒に遊んであげると良いですよ。

 

午後のスケジュール

 

12時~12時半

2回目のお昼寝の時間です。

 

眠そうにでなくてもベッドに寝かせます。

抱っこしている場合、完全に眠る前には

そのままベッドに置きます。

 

「寝る瞬間はベッドで」です。

 

そしてできるだけ夜寝る場所と同じところで、

カーテンを閉めて暗くした上で寝かせます。

もし眠らない場合は

13時半までは、待っていいです。

 

体を動かして遊んであげるなどして、

自然に疲れて眠くなるのを待ちます。

 

14時 おやつ

この時間までに赤ちゃんを起こし、授乳します。

授乳後1時間は、遊ぶなどし、

赤ちゃんを寝かせないようにします。

 

15時~15時半

3回目のお昼寝タイムです。

 

1回目、2回目と同様に行います。

午前中に上手く眠れなかった赤ちゃんは

ぐっすりと眠ります。

 

1時間半以上は寝かせないようにしましょう。

 

もし2回目までのお昼寝でしっかり

眠れているようであれば、3回目のお昼寝は必要ないかもしれません。

 

17時を過ぎたら、寝かせないようにします。

 

16時半 夕ごはん

もし離乳食開始の条件に当てはまるなら、

離乳食を開始します。

 

離乳食スタートのやり方

 

  • 初めはママの指で「ミルク粥」をあげる。
  • 慣れてきたら、ティースプーンに乗せて与える。
  • 普通のおかゆをすりつぶしたものでも良い。
  • 最初はごく少量ずつ進めるため、粉末のインスタント粥でも可。
  • お湯で溶く代わりに、普段飲んでいる母乳やミルクでお粥を作る。
  • おかゆはマヨネーズくらいの固さにする。
  • 水っぽすぎても固すぎても良くない。
  • おかゆは一日ひとさじずつ増やす(順調な場合)。
  • 次の授乳で欲しがらなければ、ひとさじ分減らす。
  • 離乳食開始の条件に当てはまっていても、おかゆを嫌がるようならまだ始めず、1週間後に再開する。
  • 初めは味の少ないものから進める。
  • 離乳食を食べている時に湯冷ましや麦茶など試しても良い。
  • 食後は、好きなだけミルクやおっぱいを飲ませる。

 

2週間続けてみて、進み具合が良さそうなら、

朝ごはんもミルク粥にしても大丈夫です。

 

17時半~18時

「夕食→お風呂→就寝」をセットにして考えます。

 

お風呂が終わったら、そのまま

明かりを消した寝室に行きます。

 

18時半

暗い寝室で寝る前の授乳を行います。

 

赤ちゃんが眠い仕草をし始めたら、

そのままそっとベッドに置きます。

 

夜中のスケジュール

順調に経過している赤ちゃんは、

夜の授乳は不要になっています。

 

もし夜中に起きてしまっても、

そのまま眠れるようにサポートしてあげます。

 

できたら、泣いてしまっても、

すぐに授乳や抱っこすることは控え、

数分は様子を見るようにします。

 

この時に、睡眠アイテムも渡します。

(おしゃぶりやその子のお気に入りおもちゃなど)

 

それでも眠れない場合は抱っこしてあげます。

 

抱っこしたままスクワットをしたり、

背中をとんとんしたりなど、

その子が落ち着く方法であやしてみてください。

 

どうしても泣き止まないときは、

ほんの少しだけミルクを与えますが、

夜中の授乳が習慣づかないよう、

なるべく授乳以外の方法で粘ります。

 

授乳が夜中1~2時の1回程度であれば、

それほど焦る必要はありませんので、

赤ちゃんが自然と夜通し眠れるよう、

おおらかな気持ちで進めていきましょう。

 

もし夜中にそれ以上起きてしまうようなら、

昼間のスケジュールを守れているか

確認します。

 

昼寝時間が長くないか?

授乳時刻は守れているか?

夕方寝すぎていないか?

 

などです。

 

この頃の赤ちゃんは、夕方のお昼寝時間が

減ってくる頃ですが、その場合はいつもより

早めに就寝する必要があるかもしれません。

 

 

生活リズムを作るための成功の秘訣は、

生後3ヶ月のスケジュールの記事をお読みください。

 

 

まとめ

そろそろ離乳食を始める時期です。

 

  • 体重が出生時の2倍になる
  • 首がすわる
  • 夜中に2回空腹で起きる(すぐに寝入る場合は含まない)
  • 大人の食事をじっと見つめるようになる
  • 支えると座っていられるようになる
  • 口をもぐもぐと動かすようになる

これらのポイントが当てはまるようになったら、

ミルク粥からスタートします。

 

離乳食の後は、好きなだけ母乳・ミルクを飲ませます。

 

この頃には夜通し眠れるはずなので、

上手くサポートしてあげながら、

生活リズムを調整していくと良いですね。

 

夜中目覚めてしまうなら、

昼間の過ごし方を見直すようにしましょう。

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