生後2ヶ月の生活リズム・スケジュール

子育て

 

 

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生後2ヶ月の発達具合

 

  • 目の焦点を合わせ、物の動きを目で追える
  • うつぶせ寝ができる
  • 物音に反応できる
  • 声や笑顔に反応する

 

2ヶ月目から本格的に昼寝のリズムを作っていく

 

生後3週目当たりから始まった生活リズム作りですが、

本格的に調整を始めるのは2ヶ月に入った頃からになります。

 

この頃には、少しずつ生活のリズムがついてきて、

赤ちゃんも落ち着いてきているので、お昼寝のリズムを

教えていきます。

 

夜しっかり眠るためには、

昼間の過ごし方=お昼寝のとり方

重要になってきます。

 

注意すること

 

  • お昼寝を始める時間は授乳開始から1時間~1時間半後
  • お昼寝する時間は30分~1時間
  • 生後2ヶ月頃は授乳と授乳の間にお昼寝が必要

赤ちゃんの眠いサイン

 

言葉の話せない赤ちゃんにも、

眠気を訴える仕草があります。

 

例えば、

  • 目をこする
  • 目の下が赤くなる
  • 「にゃあ」「うあうあ」といった声を出す

などです。

 

これらのサインを見逃すと、

疲れすぎてしまって、この後1~2時間も

眠れないことがあります。

 

この他にも、いつも見ていると

眠る前にやる仕草が発見できるかもしれませんので、

日々の観察が大切です。

 

午前中のスケジュール

 

5~6時

赤ちゃんが目覚めたら授乳します。

 

たっぷり飲んで満たされれば、

赤ちゃんはまた眠りにつきます。

 

7時半

この時間までに赤ちゃんを起こして授乳します。

 

カーテンを開ける、電気をつけるなどして

部屋を明るくしたり、

 

着替えやおむつ交換等をして、

赤ちゃんが自分で目覚められるように促します。

 

8時半

最初のお昼寝をさせます。

眠そうにしていなくても、ベッドに寝かせてあげます。

 

なるべく、完全に眠るまで抱くのではなく、

そのままベッドに置きます。

 

できるだけ夜寝る場所と同じところで、

カーテンを閉めて暗くした上で

寝かせてあげます。

 

もし眠らない場合、

9時になるまでは、体を動かして

遊んであげるなどして、

自然に疲れて眠くなるのを待ちます。

 

抱っこしていてウトウトとしてきたら、

眠りにつくその瞬間まで抱っこせず、

眠りにつく瞬間にいはベッドに寝ているようにしてあげます。

 

そうすることで、いつも眠りにつく瞬間は

ベッドの上で、という習慣が身につき、

自分一人で寝られる癖がついてきます。

 

一人寝ができる赤ちゃんは、

一般的にトラブルが出てくる時期

(歯が生えてくる頃や魔の2歳児など)に

問題が少なくなると言われています。

 

10時

赤ちゃんがどれだけ眠ったかにかかわらず、

この時刻までに起こして授乳します。

 

寝付くタイミングが遅くなり

まだ全然寝ていないという時も、

必ず起こして授乳するようにします。

 

授乳によってサイクルをリセットするので、

好きなだけ眠らせておくと、すぐに

リズムが崩れてしまいます。

 

ここで崩したリズムは、

夜の睡眠の乱れに繋がりますし、

生活リズムが定着しない原因になります。

 

ここで起こしても、次のお昼寝では疲れて

眠ることができるはずなので、

気にせず起こして授乳します。

 

そして、ここから1時間程度は起こしておきます。

 

一緒に遊んであげると良いですね。

 

11時

2回目のお昼寝の時間です。

 

眠そうにでなくてもベッドに寝かせます。

 

抱っこしている場合、完全に眠る前には

そのままベッドに置きます。

 

「寝る瞬間はベッドで」です。

 

そしてできるだけ夜寝る場所と同じところで、

カーテンを閉めて暗くした上で寝かせます。

 

もし眠らない場合は

12時までは、体を動かして

遊んであげるなどして、

自然に疲れて眠くなるのを待ちます。

 

午後のスケジュール

 

12時半

この時刻までに赤ちゃんを起こして授乳します。

 

母乳で育てている場合も、

一日のうちこの時間の授乳は

哺乳瓶で与えるようにします。

 

哺乳瓶を嫌がらず飲めると、

ママ以外の人でも授乳できますので、

ママが休める時間ができますし、

赤ちゃんを預けておいて外出もできます。

 

100ml搾乳しておいた母乳やミルクを飲ませ、

足りない分はおっぱいを飲ませます。

 

授乳後1時間は赤ちゃんを起こしておきます。

 

13時半

3回目のお昼寝タイムです。

 

1回目、2回目と同様に行います。

1時間半以上は寝かせないようにしましょう。

 

15時

赤ちゃんを起こして授乳します。

 

授乳後1時間は遊ぶなどして赤ちゃんを起こしておきます。

 

16時

最後のお昼寝です。

 

もし上手く眠れなかったら、

17時まで待ちます。

 

17時を過ぎてしまった際は、

15~30分程度で起こすようにします。

 

寝すぎると、夜眠れなくなります。

 

17時半

眠った時間の長短に関わらず赤ちゃんを起こして授乳します。

 

18時

「夕食→お風呂→就寝」をセットにして考えます。

 

夕食後すぐにお風呂に入れると

吐く恐れがありますので、

落ち着いたところで入浴させます。

 

お風呂が終わったら、そのまま

明かりを消した寝室に行きます。

 

18時半

暗い寝室で寝る前の授乳を行います。

 

赤ちゃんが眠い仕草をし始めたら、

そのままそっとベッドに置きます。

 

夜中のスケジュール

 

1~2ヶ月の間は夜中は0時と3~4時に行います。

2~3ヶ月に入ると、1~2時の1回だけになります。

 

もし夜中にそれ以上起きてしまうようなら、

昼間のスケジュールを守れているか

確認します。

 

昼寝時間が長くないか?

授乳時刻は守れているか?

夕方寝すぎていないか?

 

などです。

 

もしそれらに問題がないのに夜中

何度も起きてしまうのであれば、

赤ちゃんが一人寝に慣れていないせいかもしれません。

 

授乳の時刻以外で起きた時はなるべく

あやしたり抱っこで様子を見ます。

 

それでも大泣きしてしまう場合は

少しだけ授乳します。

 

しかし、毎回泣くたびに授乳するのはNGです。

泣く=授乳という癖が付いてしまうと、

生活リズムが乱れていきます。

 

赤ちゃんの体本来のリズムでは、

本当は夜中の授乳はそんなに必要ないはずなので、

抱っこなどで落ち着いてくると思います。

 

この時期の赤ちゃんのこと

 

予防接種

この頃から予防接種が始まります。

 

予防接種をした後に赤ちゃんの様子が

いつもと変わることは多く、

2~3日の間は体を痛がる・発熱するなどの

変化が見られることがあります。

 

それらの症状は問題ない場合がほとんどですが、

それが原因で眠れなくなったり、

授乳が上手くいかないなどもあります。

 

よく観察しながら、なるべくスケジュールを守れるようにします。

 

運動・遊び

遊ぶ時間やオムツ替えのタイミングで、

うつぶせ寝に挑戦します。

 

頭を上げる練習になるのと、

赤ちゃんの視界が変わって

周りが見やすくなり、様々なものに興味を持ちます。

 

視覚や聴覚が発達してくるので、

それらの感覚を刺激してあげるような

遊びをすると良いです。

 

ガラガラを目の前で上下左右に

動かしてあげたり、

メリーを回してあげたり…。

 

「楽しいね」など優しく

声掛けをしながら行うと良いですよ。

 

感情豊かになる故に…

2ヶ月半~3ヶ月の頃に感情が豊かになっていきます。

 

そのため、よく笑うようになったり、

突然大声で怒り出したりします。

 

もし赤ちゃんがイライラしだしておっぱいを

飲まなくなっても、心折れずに

スケジュールを実践していけば、

生活リズムが付いて徐々におさまっていくはずです。

 

成長の過程のひとつと捉えて、

気楽に考えてみると良いですよ。

 

まとめ

 

  • 生後2ヶ月頃は授乳と授乳の間にお昼寝が必要
  • 眠いサインを見逃さない
  • 授乳時刻は守る
  • 一日1回は哺乳本で授乳する
  • お昼寝は暗い部屋で
  • 「夕食→お風呂→就寝」をセットにして考える
  • 夜中は2回→1回の授乳に
  • 予防接種や発達の関係でリズムが乱れることもあるが焦らない

 

2ヶ月位で徐々にリズムが形作られていきますので、

辛抱強く実践していきましょう!

コメント

  1. アバター さち より:

    18時から夕食、お風呂、18時半には就寝との事ですが
    授乳を片乳15分で与えてる場合、どうすればいいですか?
    まだ首も座っていなく、一人でお風呂に入れれないので主人が仕事から帰ってきてから入浴です。
    この時点でスケジュール狂いまくりですが どの時間で調整すればいいでしょうか?

  2. アバター ルカママ より:

    すごく参考になりました!
    ちょうど2ヶ月になる子供がいるので実践中です!ありがとうございます!

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