メキシコパイプライン爆発火災はガソリン窃盗のせいだった!?

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出典:https://www.cnn.co.jp/world/35131493.html

1月28日、メキシコ中部、イダルゴ州トラウエリルパンでパイプラインが爆発し、

20日現在、79人が死亡、66人がやけどなどで入院しているそうです。

 

地元当局によると、何者かが破裂させたパイプラインから漏れ出す燃料を、

住民ら数十人がくみ取っていた際に引火したとのことです。

死傷者はさらに増える可能性があるそうです。

 

爆発したのは首都メキシコ市の北約100キロにあるメキシコ石油公社、

ペメックスの精製所近くのパイプラインでした。

現在のところ、日本人が巻き込まれたとの情報はないそうです。

 

とんでもないことをする人がいるのですね…。

それにしても、住民がグルになってガソリン泥棒するとは悲しいものです。

 

この記事では、メキシコで起きたパイプライン爆発のニュースについての詳細や、

これに対する世間の声などをまとめています。

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メキシコパイプライン爆発火災はガソリン窃盗のせいだった!?内容

メキシコ中部イダルゴ州のオマル・ファヤド知事は1月18日(日本時間19日)、

ガソリン輸送のパイプラインが同日夕、爆発して炎上したと発表しました。

 

現在、、79人が死亡し、66人が負傷入院しているとのことです。

 

現場は首都メキシコ市から北方へ約80マイル(約128キロ)離れたトラウエリルパン町。

現在は沈静化しているようです。

 

 

国営石油企業「ペメックス」は声明で、爆発はパイプラインでの窃盗行為が原因と主張しています。

現地報道によると、爆発直前にもバケツやドラム缶を持った300人ほどが集まっていたそうです。

 

パイプラインから漏れるガソリンを汲んで盗む住民

勢いよく噴出するガソリンを、容器に汲み取る住民の姿が

動画に収められていました。

 

 

 

現場には、消防隊や国営メキシコ石油公社(ぺメックス、Pemex)の救急車両が、

やけどなどを負ったけが人を救助するために急行しました。

地元の診療所や病院には受け入れ能力を超える数の患者が押し寄せたそうですよ。

 

また、この送油管近辺の住民は避難したそうです。

パイプラインはベラクルス州のトゥスパン市から同州トゥーラ市まで走っていて、

同社は今回の事故でメキシコ市のガソリン供給に影響はないとも述べました。

 

メキシコの複数の州やメキシコ市ではここ約2週間、ガソリン不足が深刻化し、

給油所で数時間待ちの長蛇の列が発生するなどの混乱が生じています。

 

ロペスオブラドール新大統領率いる政府がガソリン盗難の多発を受け、

複数のパイプラインを止めたことが背景にありました。

 

産油国でもあるメキシコではガソリンの確保は国民の大きな関心を集める問題となっており、

石油は国家の大切な所有物との意識も強いそうです。

 

一方で、ガソリン窃盗が原因の爆発も過去に複数回発生していました。

プエブラ州で2010年に起きたパイプラインの爆発では28人が死亡し、多数の負傷者も出ていました。

メキシコではパイプラインから燃料が盗まれる事件が相次ぎ、

昨年の被害総額は約30億ドル(約3290億円)に上っているそうです。

 

 

メキシコパイプライン爆発火災はガソリン窃盗のせいだった!?現場はどんなところ?

現場は、トゥスパン市からトゥーラ市を結ぶパイプラインの途中、

トラウエリルパンという村でした。

 

メキシコの首都、メキシコシティから北に80キロ程の場所にあります。

現場から50キロ程の位置には、サッカーの本田圭佑選手が在籍していたクラブのある、

パチューカという都市もあります。

 

トラウエリルパンの地図上の位置は…

 

 

事故現場や各都市、パイプラインの位置関係


 

メキシコパイプライン爆発火災はガソリン窃盗のせいだった!?世間の声

このニュースについて、ネット上ではこんな声が聞こえてきました。

 

「中南米で陸上に敷設されている送水管に銃で穴を開けて盗水したり放牧する家畜に

飲ませたりするケースがけっこうある。

これも銃で穴あけて盗もうとしたのではなかろうかと思ってしまう。」

 

「貧困の根っこには教育の浅さがあると思う。」

 

「石油資源があっても教育と治安に行き着かない
勿体無いなー南米はカオス」

 

「単純にバーナーで切ったんちゃうの?」

 

「原油のパイプラインじゃないの? 精製してないのに盗んでどうするんだろうか・・・」

 

「くわえ煙草しながら配管小細工したか?
若しくは静電気でドーン?」

 

「そりゃ移民を拒否したくなる。」

 

「パイプラインに穴開けて盗もうなんて無茶苦茶だな。」

 

このように、皆さん驚きの声を上げていました。

 

こんなに危険で過去にも事故が起きているのに、なぜ

石油窃盗なんてするのでしょうか…。

 

これでまたパイプラインが供給ストップになったら

益々石油不足が深刻化して、そしてまた石油窃盗が続く…

という負のスパイラルが続く気がしてなりません。

 

それにしても大胆でお粗末な窃盗劇でした…!

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