出典:https://twitter.com/dragonsouendan
中日の公式応援団が公式ツイッターで人気応援歌の「サウスポー」を
自粛することを発表しました。
その内容は、
「当団体で使用している『サウスポー』について、
チームより不適切なフレーズがあるというご指摘を受けました。
この件について球団と協議した結果、当面の間『サウスポー』の使用は
自粛させて頂くこととなりました」というものです。
その不適切なフレーズというのが、歌詞中の
「お前が打たねば誰が打つ!」というフレーズなのですが…。
一体このフレーズの何が問題なのか良くわからなかったので、調べました。
よろしければ、最後までご覧ください。
中日応援歌自粛 賛否 理由はサウスポー歌詞中の「お前」!?自粛の必要ある?【参考動画あり】内容
今回の騒動の発端となったのが、こちらのツイートです。
【重要なお知らせ】
この度、当団体で使用している「サウスポー」について、チームより不適切なフレーズがあるというご指摘を受けました。この件について球団と協議した結果、当面の間「サウスポー」の使用は自粛させて頂くこととなりました。
皆様には何卒ご理解、ご協力の程宜しくお願い致します。— 中日ドラゴンズ応援団 (@dragonsouendan) 2019年7月1日
このツイートの中には、「不適切なフレーズ」の詳細や、
なぜ問題があると判断したのかなど詳しいことが分かりません。
こちらのニュース記事に詳細が載っていました。
中日の公式応援団がSNSで人気応援歌の「サウスポー」を自粛することを発表しネット上やファンの間で波紋を広げている。
中日の公式応援団が、1日、公式ツイッターで「重要なお知らせ」として、「当団体で使用している『サウスポー』について、チームより不適切なフレーズがあるというご指摘を受けました。この件について球団と協議した結果、当面の間『サウスポー』の使用は自粛させて頂くこととなりました」と報告したもの。ネット上では「何が不適切なのか?」「まったく意味不明」などの声が多かったため、筆者が球団サイドに経緯と不適切なフレーズについて確認したところ以下のような説明が返ってきた。
「歌詞に『お前が打たねば誰が打つ!』というフレーズがあり、『お前』という人に対して尊敬の念のない言葉を子供たちが公式の応援歌として使うのは教育上いかがなものか、できればそこだけを変えてもらうことはできないだろうか、というお願いが与田監督からありました。球団としても、その考え方に同意し、公式応援団と協議しました。なんとか変えてもらえないか?とお願いしたところ『急に変えるのは難しいので、サウスポーは当面、自粛します』ということになりました」
球団が不適切と指摘したのは、ピンクレディーの「サウスポー」を替え歌とした「みなぎる闘志を奮い立て お前が打たなきゃ誰が打つ」の歌詞の「お前」の部分だ。選手を“お前よばわり”していることを問題視したのである。
与田監督は、以前から試合前のメディアとの囲み取材で同様のメッセージを発信していたという。
「なぜ今?」のタイミングも気になるが、中日の球団関係者は、「与田監督は、昨年まで楽天のコーチだったので、中日の応援歌を耳にする機会もなく、今季からベンチで指揮を執る中で、当然、耳に入ってくる応援歌のその部分が気になったのでしょう。球団としては、そういう現場の考えは、どんどん汲み取っていきたいし、誤解してもらっては困るのは、あくまで応援団の方々に協力をお願いしたということです。サウスポーの応援歌の中止や自粛を申し入れたわけではありません。例えば『お前』の部分を選手名に変えてもらうなどのなんらかの変更ができないか、というお願いです。応援団の方々も、拒否という姿勢ではなく、『すぐには無理なので、当面は自粛します』ということになったのです」と言う。だが、それらの説明を球団サイドが公式にアナウンスしていなかったことも手伝って、ネット上では、「サウスポー」の廃止と早合点して、「あの応援歌が好きでした。中止の理由が納得いきません」と惜しむ声も少なくなかった。
そして「お前」を不適切フレーズと判断したことに対しての批判、困惑の意見もあった。
「(そんなことを気にする)今の社会は窮屈」、「世知辛い世の中」、「昨今の言葉狩りは行き過ぎだ」、「それを言えば応援歌は、ほぼ不適切になる」、「こんなことが問題になるなんて」、「過剰反応だと思う」などという批判のコメントだ。
一方、「応援される側が嫌なら止めるしかない。応援しても逆効果」と理解を示す声もあり、中には「応援歌の『狙い撃ち』の復活を!」というユニークなものまであった。SNS上では「そもそも『お前』は『御前』であり、むしろ丁寧な呼び方だ」と「お前」の語源に関する指摘もあった。
実は、その指摘は正しく、複数の語源辞典によると、「お前」は、古くは「御前様」として使われ、神仏や貴人を間接的に敬う言葉だったり、高官や高僧を使用人や信者が敬う代名詞だった。それが江戸期には、目の前の「貴人」に対する最高の敬意を示す言葉や、大名や旗本の奥方を示す言葉となり、江戸の後期には、庶民の妻が主人を「おまえさん」と呼ぶ形となった。さらに時代と共にどんどん敬意の意味が薄れ、明治以降は同等もしくは目下の者を指す言葉になった。こういう時代と共に敬意が下がることを「敬意逓減の法則」と呼ぶそうだ。中日の球団社長も「元々『お前』は『御前様』が語源なんだよ」という意見を出したというが、現在の使い様では、与田監督が指摘するように選手を「お前」と呼ぶことに尊敬の意は含まれておらず、決して好ましい言葉ではない。
前出の球団関係者も「応援歌に『お前』とあるのは、やはり品がない。サウスポーという元気の出る応援歌を生かす形で、もう少し違った品のある言葉に直してもらえればありがたい」と言う。応援団の問題ではJリーグなどで差別発言が、時折、社会問題化するが、それらに比べると「お前論争」は目くじらを立てて深刻に議論するまでもない問題。確かに「過剰反応」との見方はあるのかもしれない。だが、「子供たち」「社会道徳」の目線で考えると見過ごしてはならない部分でもある。「サウスポー」の応援歌は、2014年から使用されているらしいが、今、ここで、なんとなく看過してきた大事な部分を見直すことの意義はある。それは球団としてのアイデンティティにもつながる問題でもある。
中には「そんなところに目を向けるより、与田監督も球団もチームを強くするところに目を向けるべきでは?」との辛辣な意見もあったが、6月30日にオリックスとの間で、2プラス金銭対3の緊急複数トレードを成立させた。強化ポイントだった先発&中継ぎの「サウスポー」として実績のある松葉を獲得、意外性のある外野手の武田も加えて上位浮上への手も打った。まだまだ戦力は不十分だが、企業努力という点では、ぬかりはない。
現在、5連勝中。首位・巨人との3連戦を前に、とんだ場外の話題を提供することになったが、さらに連勝を伸ばし「サウスポー」問題を吹き飛ばしたいところ。今後、公式応援団が、「お前」のフレーズを書き換えて「サウスポー」の自粛を解いたとき、チームが「6」ある借金を少しでも減らして上位にいれば最高の追い風になるだろう。(文責・本郷陽一/論スポ、スポーツタイムズ通信社)
なるほど…。
中日ドラゴンズの応援団は、応援歌としてピンク・レディーの「サウスポー」を
使用していて、その替え歌の歌詞に「お前」というフレーズがあり
それを問題視した、という経緯のようです。
応援歌のもととなったピンク・レディーのサウスポーは、この曲です。
そして、中日ドラゴンズの応援団が替え歌として使用しているのがこちらです。
与田監督の言い分も分からないでもないですが、ちょっと目くじら立て過ぎというか…
自粛まで必要な内容なのかなあとちょっと疑問です。
選手が嫌がっているなら対応を考えなければいけませんが、
上から目線で「お前」と言っているというよりは、
仲間意識で言っているものだと思いますし…。
とにかく、この「サウスポー」の応援歌はファンからとても人気があり、
闘志が湧いてくる曲だと思いますので、
また良い歌詞で新たな出発をしてほしいです。
中日応援歌自粛 賛否 理由はサウスポー歌詞中の「お前」!?自粛の必要ある?【参考動画あり】世間の反応
ネット上の反応を見ている限り、この自粛という対応には
反対意見が多数見受けられました。
そのコメントの一部を紹介していきます。
現役時代は相手の打線を止めるストッパーだったが
監督になってからは自チームの勢いをストップさせるとは
ファンが一生懸命応援しとった時に、こんな事を考えてたんだな。与田よ。ただただ寂しいし悲しいぞ。
個人的には自粛する理由としては角度が浅いかな…。気持ちを込めた表現として「おまえ」「俺ら」みたいな感じで作った歌詞じゃないんですかね?本家の歌詞なんてこれアウトならもっとダメな部分出て来るし、1つの作品でみんなに親しまれているなら悪いものではないと思いますけどね。綺麗な日本語にしろとかって言うなら、「You」で良くない?和訳は「君です」とか言えば。なんだこの問題?
形ばかり見て中身の伴わない人、状況や経緯などを考えず表面的なことばかり気にする人が増えているのでしょう。
この歌は何十年も前から何度となく歌われてきたものですが、今まで「お前呼ばわりは不謹慎である」と考えた人がどれだけいるでしょう。もし本当に問題のある表現なら、この呼び方に悪影響を受けた人が大量にいるとでもいうのでしょうか。
嫌がる人が一人でもいるなら、という理由付けにも反対です。人それぞれ好みも考えも違うのですから、100%全員が納得するものなど存在しません。「障がい者」表記の問題のときもそうでしたが、聴覚障害を持つ友人は「意味不明な言いがかりでかえって不愉快」と言っていました。「障がい者」表記を「嫌がる人」が「当事者に確実に一人」いるわけですが、「一人でもいるなら」派はどう解決するのでしょうか。
たった一人の意見で無闇に禁止事項を増やす方がよほど害があると思います。
私の息子が所属していた少年野球でも子供達が大声を張り上げて「お前が打たなきゃ誰が打つ」と必死に一体となって仲間を応援していました。
その子供達も今はきちんとした社会人として生きています。
何が良くて悪いかを判断できる大人になっています。
馬鹿馬鹿しいね。
ファンはせっかく球場まで足を運んで応援してるのに!逆にファンに感謝だよね普通…
「お前」のフレーズが気持ち悪いって、
あまりにも神経質だし、
与田の言い分もショボい。賛同派も少ないし、
滑る可能性が増えたな。
与田監督、頭おかしいの?
こだわるところではない!
しょうもないこと気にする前に野球に集中しろよ!
自粛する必要ない!
しょうもないことを言うな!
狂ってますな、与田監督!
だから人気ないねん!
おかしな監督だな
そこ気にするより、勝つことを気にしなさい!
何か勘違いしてませんかね…。
そもそも「サウスポー」という呼び方が差別。
「打たねば」は打てない選手への配慮を欠いている。とかそのうち言い出しそう。
— 日の丸 (@he_is_normal) 2019年7月2日
そんなことより”バットを振り回す”とか危険だし、ボールみたいな硬い物を人に向かって投げるのも危険。
走ってる人にタッチするのも危険だし、子供が真似したら悪影響だから野球は規制すべき。それに”バット”や「プレイボール」の”プレイ”は卑猥なものや行為を連想させるから野球は規制すべき。
— おぎさん📦 (@OGISAN_HEAVEN) 2019年7月1日
よく教育上っていうけど、それで慣れ親しんだ世代の人たちは人生誤った道を進んでるって事?
凄く失礼な話。— バイプッシュ (@oskjp44) 2019年7月2日
とうとう歌詞の制限まで始まるのかー
そのうち歌という歌がインスト曲のみになるのでは
— ピーアイ (@lucky_lucky_No4) 2019年7月1日
言葉には、状況や場面に応じて「ふさわしい言い方」や「不適切な言い方」があると思う。日常会話で選手へ「お前」は不適切だけど応援で「お前」は不適切ではないと感じるなぁ。その使い分けに触れさせない方が教育上に良くないと思うんだけど( ..)”🤔
— noriko (@noriiipy_06) 2019年7月2日
なんだかね。一部ファンの正義論なのかと思ったら与田剛監督からのクレームだったのね。
これって選手をはじめとしてチーム一致の意見なのかな。逆にこの曲のおかげで奮い立っているという選手とかいないのかな?
まぁこれで優勝すると監督が断言したのだから中日ファンにとっては良かったのでは。— 南雲しのぶ (@shinobu_gegegay) 2019年7月1日
自粛撤回して!
不適切と思われるものはシーズン終わってから考えよう。人気の応援歌、勿体無いよ〜。— 毎日かあさん∧( ‘Θ’ )∧ (@6NPGyjO1glq3fpL) 2019年7月1日
意味不明すぎて…
そんなダメなことか??
この応援歌好きだったのになー— ももすけ⭐︎12w (@yuukari_taberu) 2019年7月2日
言葉狩りも極まれり。
馬鹿としか思えない。— アイアンパン (@mn0gPwZjWoOY5th) 2019年7月2日
手前(てめえ)ではないだけ
良いと思うのだが?監督はお前という言葉を
使わない方なのかなぁ?お前という言葉は
本来相手を敬う言葉ですか
今は違うんですよネ😒— 狼零.S(ロゼ) (@zeros19821118) 2019年7月1日
「おめえ」「てめえ」は人を蔑む言い方ですが「お前」は「お前様」同様、尊敬する意味もあり、主に男性が年下や同年代に使う場合は、特に卑下するような野蛮な言葉ではありません。
— なか珍味@料理と福猫#チーム妄想福山 (@peternakao) 2019年7月2日
誰が問題視してるのか。
これに限った話では無いけど
なんでもかんでもクレームつけてくるやつに対応して、なんでもかんでも規制したら自由がなくてつまらなくなって気にしてなかった大半の人が居なくなるぞ— コインマスター (@coinmaster_coc) 2019年7月2日
大変だ、歌詞におまえがある歌の規制が始まるぞ
桜庭優一郎の
『お前やないとあかんねん』
はお前、あかんなどのネガティヴワードがあるから
『君じゃないと満足しないんだ』
に変えないとね
シャ乱Qのシングルベッドも規制しないと!
これは忙しくなるぞ— ユースケ (@yyyuusskkkeeet) 2019年7月1日
調べた中では、ほぼ、賛成意見はありませんでした…。
やっぱり、この自粛はおかしいですよね~。
中日応援歌自粛 賛否 理由はサウスポー歌詞中の「お前」!?自粛の必要ある?【参考動画あり】まとめ
中日ドラゴンズの応援歌として使われている「サウスポー」の
替え歌の歌詞に「お前」というフレーズが使われているのを
与田監督が問題視して、公式応援団が「サウスポー」での応援を
自粛している、という問題でした。
これ、与田監督一人の判断なのでしょうか、それとも球団で
話し合っての決断なのか…。
歴史ある応援歌が、監督の一存で自粛に至ったことは
とても悲しいことですね…。
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