福士加代子 転倒で途中棄権!懸命に走り続ける姿に感動…。【動画あり】

スポーツ


1月27日、第38回大阪国際女子マラソンが大阪市東住吉区で行われました。

 

2016年リオデジャネイロ五輪代表で、それ以来のマラソンとなった

福士加代子選手(36=ワコール)が、35キロ付近で途中棄権しました。

 

福士加代子選手は、先頭集団に入ってレースを進めていましたが、

12.7キロ付近で転倒。

 

すぐに立ち上がり、先頭集団に追いつき、右目付近から血を流しながら

懸命に走り続けましたが、31キロ以降、たびたび足が止まるように。

そして、35キロ付近でレースを棄権してしまいました。

 

この記事では、福士加代子選手が大阪国際女子マラソンで

棄権に至るまでの詳細や、走る姿の動画、

世間の反応をお伝えします。

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福士加代子 転倒で途中棄権!懸命に走り続ける姿に感動…。【動画あり】内容

今回の大阪国際女子マラソンという大会は、2020年東京五輪代表を決める

マラソン・グランドチャンピオンシップ(MGC)(9月15日開催)の選考を兼ねた大会でした。

 

このMGCという選考会で東京オリンピック代表を決めるのですが、

MGCに出る権利をもらえないと、東京オリンピック出場の夢は

完全に絶たれてしまうわけです。

 

今回の大会では、2時間28分0秒以内で既にMGC出場を決めている選手を除く

日本人3位まで、2時間27分0秒以内で同4~6位に入れば、

MGC出場権を獲得することになっていました。

 

福士加代子選手はまだMGC出場権を獲得しておらず、

今後のレースで出場権獲得を目指していました。

 

そんな状況で、はじめは順調な滑り出しだった福士加代子選手。

 

 

先頭集団につけて走っていたものの、

12.7キロ付近で転倒し、右目や膝から流血してしまいます。

 

それでもすぐに立ち上がり走り始め、しばらくは気にする素振りもなく走っていましたが、

徐々に遅れ始め、31キロ辺りからは度々足を止めて、

屈伸や足踏みをして自らを奮い立たせるようにしながら懸命に走り続けました。

 

以下、その様子です。

 

懸命に走り続ける姿にはとても感動しました。

本当に残念ですが、無理せずに棄権してよかったと思います。




福士加代子 転倒で途中棄権!懸命に走り続ける姿に感動…。【動画あり】福士加代子がMGC出場する条件

さて、大阪国際女子マラソンは転倒の影響で途中棄権となってしまいましたが、

まだ東京オリンピックへの道は残されているのでしょうか。

 

じつは、まだ残されていました。

 

福士加代子選手が東京オリンピックに出場できる可能性は

福士加代子選手が東京五輪の出場権を得るためには、

  1. 3月の名古屋で最低2時間28分以内で走る→MGCレース出場
  2. 名古屋以外の4月までの大会で2時間24分以内で走る→MGCレース出場
  3. 3月の名古屋で完走 →MGCファイナルチャレンジで残り1枠を狙う

の3通りがあります。

まだまだチャンスが残されていますので、どうか頑張ってほしい…!

 

以下、今回の大阪国際女子マラソンの結果です。

1位ファツマサド(エチオピア)
2位小原玲
3位ボルネスジェプスキ(ケニア)
4位中野円花
5位阿部有香理
6位田中華絵
7位田中朋美
8位大森菜月
棄権 福士加代子

 

優勝はファツマ・サド(エチオピア)で2時間25分39秒でした。

すでにMGC出場権を持つ小原(おはら)伶選手(28)=天満屋=が

日本選手トップの2時間25分46秒で2位に入りました。

 

日本選手で2番手は2時間27分39秒で4位の中野円花選手(27)=ノーリツ=。

中野円花選手は新たにMGC出場権を獲得しました。

 

 

福士加代子 転倒で途中棄権!懸命に走り続ける姿に感動…。【動画あり】世間の反応

福士加代子選手の途中棄権について、

ネット上では「感動した」「次も頑張ってほしい」など、

応援の声が続々届いていました。

 


いつも笑顔で、最後まで懸命に走り切る福士加代子選手は

大きの人々の人気を集めています。

 

今回の結果にめげず、東京オリンピックで走っている姿を見せてほしいです!

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