サンリオ 育成術、キャラクター成長の哲学が深かった…!ピューロランドV字回復の影に…


2013年に誕生したキャラクター、「ぐでたま」。

その人気は日本国内にとどまらず、中国や台湾など、アジア圏でも
人気が上昇中だそうです。

キャラクターとしては異例のYouTuberデビューを果たし、
昨年は、何とJAXAの協力のもと、宇宙にまで行ってしまいました。

卵をモチーフにした、気の抜けた見た目と、
やる気のない発言や鋭いツッコミがシュールで、幅広い世代からの支持を得ているようです。

なんと、サンリオを代表するキャラクターである、
ハローキティ、マイメロディに次ぐ市場規模を誇っているそうです。

そんな「ぐでたま」のようなキャラクターを作る秘訣はなんなのでしょうか。

この記事では、サンリオのキャラクター育成術の真髄と、世間の反応についてまとめました。

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サンリオ 育成術、キャラクター成長の哲学が深かった…!ピューロランドV字回復の影に…内容

宙航空研究開発機構(JAXA)と協働し、宇宙に飛び立ったり、YouTuberデビューも果たすなど、

活躍の幅を広げている「ぐでたま」。

 

なぜ、こんなに人気が出たのでしょうか。

 

このニュースの詳細記事

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190126-00010000-moneyplus-bus_all

 

昨年8~9月に実施されたJAXAとのコラボレーションは、

ぐでたまがJAXA所属の金井宣茂・宇宙飛行士とともに宇宙へ行き、帰還会見も合同で行い世間を驚かせました。

“まじめ”なJAXAと“やる気のない”ぐでたまのコラボレーションが人々の関心を集めました。

 

また、YouTuberデビューも果たした「ぐでたま」。

12月27日に絶対に笑ってはいけないぐでたまと題し、

日本テレビの人気バラエティ番組をもじるなど、

これまでのキャラクターにはできなかった攻めた企画で人々の共感を得ました。

 

ゆるい見た目と、時々物事の核心を突く鋭いツッコミを入れるスタイルがマッチし、

公式Twitterのフォロワー数は約104万(2019年1月9日時点)と、

他のキャラクターと比べ2倍以上の数を獲得しているそうです。

 

サンリオのマーケティング本部長の木村真琴さんは、

「昨今、キャラクターの成長スピードは上がっています。

マスメディアからソーシャルメディアへとすぐに情報が広がる。

そのような環境にマッチしたマルチコンテンツでキャラクターを育成する戦略が、

ぐでたまのヒットを生み出しました」

 

と語っています。

 

時代の流れに敏感であり、人々の欲求にすばやく反応できるキャラクターが

必要とされているということでしょうか。

 

こうした、長く愛されるキャラクターを作るために、

どのような戦略を立てているのでしょうか。

 

驚くべきことに、2018年まではサンリオにはマーケティング部門というものがなく、

92歳の辻信太郎社長が全て方向性を見出して支持を出していたそうです。

 

しかし、高齢であることや、この先もキャラクタービジネスを展開し続けていくため、

”キャラクターの本質的な魅力を定義し価値を挙げていく組織が必要と判断し、

2018年4月にマーケティング本部を新設しました。

 

このマーケティング部では、2018年に、

「ハローキティとは何者なのか」を振り返り、もう一度定義した上で、

さらに現代のハローキティとしてアップデートする試みをしました。

 

それは、ハローキティのYouTuber化です。

結果的には大成功で、「現代のハローキティとしてのアップデート」が

うまくできあがったということです。

 

つまりは、キャラクターの本質や哲学を守りつつ、

時代に合った発信を柔軟に実践していくことが、

キャラクターを「成長」させるということのようです。

 

それにしても、マーケティング部がなく、社長自ら

マーケティング戦略を打っていたとは驚きです。

 

サンリオは他にも人気のキャラクターがごろごろいますので、

そのキャラクターたちが時代に合わせてどのように

形を変えていくか、楽しみですね。




 

サンリオ 育成術、キャラクター成長の哲学が深かった…!ピューロランドV字回復の影に…世間の反応

このニュースについて、ネット上では、ぐでたまの

人気ぶりを示すかのようなコメントが続々寄せられました。

 

「サンリオ人気投票では、ぐでたまは惜しいところでベスト3に入らないが、

Twitterのフォロワー数は他を凌ぐというのは驚きの事実である。

思うに、ぐでたまの本質的な面白さは子供には分からない。

大人になり実際に労働者にならなければ、ぐでたまが発する鋭いツッコミの意味は分からない。」

 

「これまで生きてきてほとんどキャラクターなんてハマったことなかったのに

(強いていえばうさぎが好き)めっちゃ惚れてしまったw
もちろんヤフーの着せ替えもぐでたま
100均で手軽にグッズ買えるのがいいね!」

 

「「ぐでたま」は大人の女性にも人気だけど小2の娘や小学生の女の子には

今は「すみっこぐらし」が人気です。

「リラックマ」もそうだけど癒し系・脱力系のキャラが今は受けるんですね。」

 

「朝のアニメを続けるのは大事。ダラダラ長くやると定番になる。」

 

「スタアラ特典旅行で台湾に行くとき、羽田からの全日空便に乗り損ねて

交渉した結果、席が取れたのが成田発のエバ航空便でした
機体も中身もぐでたま一色ですごく幸せだったのを覚えています
機内食のスプーンとフォークは持ち帰りました」

 

「私もぐでたま大好きです
頑張らなくてもいいんだって思えるセリフがイチイチ好きです♪」

 

「毒舌がまた面白い。」

 

「たまに見かけるやさぐれた感じのぐでたまが好き。」

 

「卵料理になったぐでたまが「いいねが欲しいだけなんでしょ…」と

言っていたキーフォルダは、世相を反映していて面白かったです」

#ヤフーコメントより

 

あの、やる気の無さが、疲れた現代人の気持ちを

代弁してくれているようで、人気なのでしょうね。

 

ちなみに、うちのトイレットペーパーホルダーカバーは

「ぐでたま」です笑

 

今後もかわいいグッズが出てきてくれることを期待しています!

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