陸上スパイク 革命が起きた!アシックスのピンがないスプリントシューズで金メダルも

スポーツ


日本のスポーツ靴メーカー、アシックスが開発した、「ピンなしスパイク」が

陸上界で大きな話題となっています。

 

一体、どのような靴なのでしょうか。秘密を調べてみました。

ネットの反応も合わせてご紹介しています。

よろしければ、最後までご覧ください。

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陸上スパイク 革命が起きた!アシックスのピンがないスプリントシューズで金メダルも…内容

なんと、陸上スパイクで、これまでの常識をくつがえす新製品が開発されたそうです。

それが、「ピンがないスプリントシューズ」です。

それが、こちら↓

出典:https://www.asics.com/jp/ja-jp/mk/futuresprintshoes

 

普通のスパイクは、靴の裏面に金属のピン(トゲ)が出ていて、

これにより地面をしっかり捉えて、無駄な滑りをなくし前に進む力を補助します。

 

ですので、ピンがないということは、単純に考えて

滑りやすくなる…というのが通常の考えです。

 

しかし、アシックスは、この概念を覆してしまったのです。

以下のニュースをご覧ください。

高い推進力、軽さも追求
ランナーが履くスパイクをめぐり、陸上界に新たな革命が起きるかもしれない。長距離では近年、ナイキの「厚底」シューズが席巻している。トップ選手がこぞって愛用し、マラソンの世界記録や日本記録が次々と塗り替えられた。そして、今度は短距離でも革新的なスパイクの開発が着々と進んでおり、試合でも使用され始めた。スポーツメーカーのアシックスが手掛ける「ピンなし」スパイクだ。

通常の陸上スパイクは底面に金属製のピンを数本配置し、ピンで地面を捉えることで推進力を引き出す。一方、新型スパイクはピンの代わりにカーボンファイバー素材をベースとした複雑な立体構造を靴底に取り入れた。「スパイクピンが地面に刺さる感覚がある」という選手の声をきっかけに、2015年夏から開発に着手。何度も検証と研究を繰り返す中で新たな発想が生まれたという。

機能設計を担当する石川達也さん(33)によると、地面を「点」ではなく「線」で捉えられるようにすることで、より効率的に高い推進力を得られると期待でき、軽さも追求できる。石川さんは「ピンをなくすことで20グラムは軽くなる。(片足)100グラムは切りたい」と大幅な軽量化に意欲を示す。

陸上スパイクに「ピンなし」革命? 世界リレー金メダルに貢献、桐生も試作品着用
東京五輪に向けて開発が進む陸上のピンなしスパイク[アシックス提供]
「秘密兵器」と桐生
男子100メートルで日本歴代2位の9秒98を持つ桐生祥秀(日本生命)は同社のスパイクを愛用している。桐生は18年5月、この次世代スパイクに強い興味を示して「軽い。アシックスの秘密兵器。履いてみたい」。練習では試作品を着用。担当者に実際に走った感触を伝え、意見交換している。

実は、ピンなしスパイクは既に実際のレースでもデビューしている。5月に横浜市の日産スタジアムで行われた世界リレー大会の男子800メートルリレーでは、米国の2走を務めたブライス・ロビンソンが着用し、金メダルを獲得した。ロビンソンは100メートルの自己ベストが9秒台の実力者。その軽さやグリップ力に好感触を得ており、確かなスピードを生み出すことを国際舞台で証明してみせた。

 

東京五輪に向け開発
東京五輪を1年後に控え、日本短距離界はサニブラウン・ハキーム(米フロリダ大)が9秒97の日本新記録を樹立するなど、空前の盛り上がりを見せている。100メートルのトップ選手の最高速度は時速40キロを超える。100分の1秒を争う繊細な短距離種目において、スパイクは選手のスピードに大きな影響を与え、足元を支える重要な武器となる。

ピンなしスパイクは東京五輪に向けて開発が進められ、細かな改良や調整を重ねている。これまでの常識を覆し、新境地を切り開く挑戦。桐生をはじめ世界の強豪がこのスパイクを身に着けて、新国立競技場のトラックを駆け抜ける可能性もある。それが実現した時、スパイクはピンなしが当たり前と言われるような大きなブームが巻き起こるかもしれない。(時事ドットコム編集部)

 

すごいですね!

この技術が進んでいけば、今までにないほど軽量のスパイクが誕生するでしょう。

陸上短距離走は100分の1秒を争うシビアな戦いです。

 

その中で、靴の大幅な軽量化は、確実にタイムを縮めることになるはずです。

精度を高めて、この靴を履いた日本人選手が、オリンピックで活躍する瞬間を

目にしたいですね。

 

以下、アシックスの説明文

従来の陸上短距離用スパイクシューズの概念を変え、陸上短距離競技において最速を目指すために開発しました。

スパイクピンを備えた従来型ではなく、当社独自の新技術であるカーボンファイバー素材をベースとした複雑な立体構造を靴底に取り入れたのが特徴です。

通常のスパイクシューズは、スパイクピンを地面に貫入させ高いグリップ力を得ることで推進力を引き出し、スピードにつなげていますが、 本モデルは、地面を「点」でとらえるピンスパイクと異なり、接地面を増やして「線」でとらえるようにすることで、より効率的に高い推進力が期待できます。また、スパイクピンを搭載しないため、軽さも追求でき、ソールの設計自由度を広げることができます。

 

非常に楽しみですね!

 




陸上スパイク 革命が起きた!アシックスのピンがないスプリントシューズで金メダルも…世間の反応

ここで、このニュースについて、ネット上の反応を見ていきます。

陸上スパイク、というか、短距離走での話だな
跳躍競技や、やり投げ等は、踏ん張らなくてならないので、
ピンなし、ではまだまだ難しい状況だろう!

 

本来、スパイクは公平でないといけない
スパイクの差で順位が変わるなら、水泳の高速水着みたいになってしまう
反則だよ、こんなのは!
スパイクは全員全く同じものにして、それでも品質に微妙な差が出るから、レース前に抽選で選ぶようにするべきだ。
競艇のエンジンなんかはそういう制度になっている
靴のサイズが違うって?
サイズをたくさん用意しておけばいいだけだ

 

昔、陸上やってたけど
スパイクのピン変えたりする道具感も
楽しかったな(笑)

 

ピン無しスパイクなら、それはスパイクではない。
短距離用レーシングシューズという新カテゴリーだ。

 

トライポフォビアには厳しいデザインだ。ゾクゾクする。

 

これで記録更新してもなぁ。シンプルに実力かと問われると甚だ疑問

 

最近では、マラソンで記録を叩き出しているシューズで、ナイキ ズーム ヴェイパーフライ4%フライニットが有名ですが、世界記録も日本記録も確か、このシューズだったと思います。
陸上スパイクも良ければ、とんでもない記録がとびだすのではと期待します。

 

ハダシで走る部門も作って欲しい

 

日進月歩てことなのかな?人間の力をフルに出せるいい物が時代とともに出てくるね

 

アンツーカーで18㎜や15㎜のスパイクピンで走っていたなんて、今の選手には想像つかないだろうなあ。
はじめて履くと、歩くだけでも変な感じがしたもんだ。でも、走ると突然自分が早くなるから、それもまた変な感じがしたなあ。
年寄りの思い出でした。

 

記録は選手が作るものでありたい。レーザーレーサー騒動の二の舞にならないことを祈る。

 

すげぇな。
レーザーレーサーといい
スパイクといい、パンピーにはそれひとつで記録が変わる。
というのが分からない。
コンマ何秒の世界で戦ってるんだな。

 

足袋の形していないけど陸王みたいな地下足袋理論運動靴ですな。

 

ピンが無いのにスパイクとはコレいかに?

スパイクタイヤとスタッドレスみたいな違いだろうか?、、、いや、違うか。

 

普段の生活は大体の人は踵から着地させます。ピンありスパイクを履くと、当然普段とは違う靴なわけで、先端に明らかな凸があるからフォアフット(つま先)になりがちです。フォアフットを維持するために無意識に腰や上半身の重心までずらすことになるので、いつも通りの動きも何となく感覚が違うということがあります。特に、初めてスパイクを履く人や繊細な感覚が要求されるトップアスリートは強く感じるでしょう。
今のところ、力学的にはフラットフットが一番推進力を発揮し、下肢への負担が少ないと言われています。ピンなしスパイクはそれを実現させやすいという点で、今後の動向が気になるところです。

 

選手全員が同じ条件の道具でないと意味なくね?

 

スポーツにおいて用具や器具や施設の発達発展はいいことだとは思うが
人の体力や競技の技術力を競う意味からいえば違う方向へ
向かってるような気がするねぇ。
また、このような開発力がある企業がスポンサーについてくれる
環境であるかどうかで実力が発揮できない者が出てくるのも
何か釈然としないなぁ・・・・。

 

皆さん、このシューズで好成績を出したとしても、それは実力ではない、

靴によってタイムが変わるなら公平ではないなど、

競技の公平性について語っておられました。

 

どなたかも言っていましたが、裸足で勝負するのが一番公平かもしれませんね!

 

陸上スパイク 革命が起きた!アシックスのピンがないスプリントシューズで金メダルも…まとめ

アシックスが開発した、ピンのないスプリントシューズ。

今後の開発によっては、続々と採用する選手が出てくるかもしれません。

そして、競泳のレーザーレーサーの時のような規制の方向へ向くのか…。

気になるところです。

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