イニエスタ 謝罪!ツイッターでブラックフェイス仮装…人種差別か

スポーツ

出典:Wikipedia(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%AC%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%A4%E3%83%8B%E3%82%A8%E3%82%B9%E3%82%BF

 

現在ヴィッセル神戸のMFとして活躍しているアンドレス・イニエスタ選手。

このイニエスタ選手が自身のツイッターに投稿した写真が、
人種差別的表現をしていると問題になっているのです。

イニエスタ選手の母国スペインでは、1月6日に御公現の祝日
というお祝いの日に仮装をする慣習があるそうなのですが、
その仮装が問題を引き起こしています。

というのも、イニエスタ選手と共に写真に写っている人物が、
神のキャラクターになるために、顔を黒く塗りつぶしているからです。

こうした、顔を黒く塗りつぶすことは、
「ブラックフェイス」と呼ばれ、黒人に対する
人種差別とされて、世界的に以前から問題になっています。

この記事では、この問題の経緯や、イニエスタ選手の見解など、
イニエスタ選手を取り巻く環境と合わせて紹介しています。

 

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イニエスタ 謝罪!ツイッターで人種差別的表現か…その内容

 

この騒動の発端は、ヴィッセル神戸MFの元スペイン代表、
アンドレス・イニエスタ選手が1月6日にツイッターに投稿した
一枚の写真でした。

イニエスタ選手は、休暇を楽しむために、母国スペインに帰省していました。
そんな中、スペインの国民的行事である、1月6日の御公現の祝日を
祝うために、仲間と集まり仮装パーティーをしたようです。

御公現(ごこうげん)の祝日とは

12月25日に誕生したイエスを、1月6日に
東方の三博士(メルキオール、バルタザール、カスパール )
訪問したことを記念する行事です。

バルタザールは黒人の王であることから、
絵画などでは黒人として描かれている場合もあります。

スペインでは、1月6日には各地で東方の三賢王のパレードが開かれます。
電飾がほどこされた山車や音楽隊が連なる華やかなパレードで、
三賢王などの仮装をした人々が山車に乗って盛り上げます。

 

イニエスタ選手の問題に話を戻します。
イニエスタ選手はこの時の状況を次のように語っています。

「私アンドレス・イニエスタは、自宅でマギ(東方の三博士)の訪問を受けました。
この魔法のような特別な日に、自分たちの子供に
ファンタジーの世界を見せたかったのです。

そしてフォロワーと共有するために、
その写真をソーシャルネットワークにアップしました」

イニエスタ選手はこの行事の起源についても説明しています。

「マギの訪問はわが国の文化であり、
イニエスタ・オルティズファミリーが毎年繰り返している伝統的な行事です。
私たちは子供たちと一緒にこの日を楽しみにしています。」

イニエスタ選手自身は私服で、
問題の仮装をしたのは別の人物であるものの、
問題の広がりを反省して、
「傷ついたであろう方々に対して謝罪します」とコメントをしています。

また、イニエスタ選手は「誰にもを迷惑をかけるつもりはなかった」
とも話しており、顔を黒塗りにすることについて
問題意識は持っていなかったようです。

世界で問題となっているこの「ブラックフェイス」

最近では、プラダが製作した猿のキャラクターに対して
「ブラックフェイスではないか」との声が広がり、
販売中止に追い込まれるまでに至った騒動があったばかりです。

黒塗りしている方は黒人に対して尊敬の念を持って
やっていたことだとしても、
黒人意外が黒塗りまたは黒人を想起させるような表現をすることが
そもそも差別的であるという考え方が強まっているようです。

そんな風向きもあり、今回の出来事は大変な
騒動となってしまったと思われます。

イニエスタ選手にとっては、考えても見なかったことでしょう。

 

イニエスタ 謝罪!ブラックフェイス仮装について世間の声

 

今回の問題について、ネット上では様々な声が寄せられています。

例えば、イニエスタ選手は差別をしているわけではない、
といった、イニエスタ選手を養護する声です。

このような意見が挙げられています。

「イニエスタを批判して記事にする!
彼は差別のつもりでしたのではないと思います!
自分を応援してくれるファンと写真を撮っただけではないだろうか。」

「イニエスタが差別的な事をする人だとは思わないけど、世界的に注目をあびる人物だから、より慎重な行動をしないといけないのは分かるけど……。」

#ヤフーニュースより(https://headlines.yahoo.co.jp/cm/articlemain?d=20190109-00160297-soccermzw-socc

更には、近年の差別批判の風潮について疑問視する声もありました。

「悪意があってやる事を「差別」と取るべきだと思う。例えば「モンキーダンス」です。これは間違いなく悪意があると思う。僕ら日本人の真似で肌を黄色に塗ったら「差別」なんでしょうか??僕にはなんとも思いません。そもそも黒人の人たちが「差別だ!」って言ってるんでしょうか??」

「なんか最近「差別」という言葉が随分軽くなったように思う。」

「人間の進化過程の中で、色が白くなったり黒くなったりした。
その肌の色を表現することは別に差別ではない。
問題は差別をしてきた人達の問題であり、その反省を他国にまで押し付けるべきではない。
差別としてやっているかどうかが最大の焦点であり、ブラックフェイスには問題はない。」

#ヤフーニュースより(https://headlines.yahoo.co.jp/cm/articlemain?d=20190109-00160297-soccermzw-socc

ご本人はお祭りの一環で子どもたちを楽しませたいという一心で
あっただけに、今回の騒動は、周囲が加熱しすぎてしまった
部分もあるかもしれません。

これで、イニエスタ選手がうつ病を再発しないとよいのですが…。

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