グリペン ターンアラウンドがヤバイ!《動画あり》その秘密は〇〇だった…



2018年のヨーロッパは日本と同様、記録的な猛暑に見舞われ、

ヨーロッパ諸国は様々な自然災害に見舞われており、スウェーデンでは今年の7月、

猛暑による乾燥により、全土で大規模な森林火災が発生しました。

 

消火が不可能と判断したスウェーデン政府は、空軍の戦闘機からレーザー誘導爆弾を投下し、

爆発によって酸素を奪って消火するという荒業を用いていますが、

その「爆撃」の任務を担ったのが、スウェーデン国産戦闘機JAS39「グリペン」でした。

 

戦闘機が基地などへ帰還したのちの、システムをシャットダウンしてから再始動、

再び滑走路へ出ていくまでのことを「ターンアラウンド(再出撃)」と呼ぶそうです。

 

そしてその必要時間「ターンアラウンドタイム」は、関わる人の数にもよりますが、

一般的におおむね2時間から3時間といったところが現実的な数字です。

ところが、このターンアラウンドタイムがわずか10分という、ありえない速さを誇るのが、この「グリペン」です。

 

この速さにより迅速な消火活動が実現したようです。

 

今回は、この「グリペン」の「ターンアラウンド」がすごい!ということで、

グリペンの凄さと世間の反応について見ていきます。

 

スポンサーリンク

グリペン ターンアラウンドがヤバイ!《動画あり》その秘密は〇〇だった…内容は

「グリペン」のターンアラウンドは以下の手順によって行われます。

 

たとえば、高速道路を流用した臨時飛行場の場合、「グリペン」は着陸したのち、

1名の監督者と、その下におかれる予備役招集(後述)された5名の

「列線整備員(機体の日常的な整備を担当)」、2両の整備車両などが待機する駐機場へ戻り、

即座に機体システムをシャットダウンさせ、機器の誤動作を防ぐセーフティーピンを各部に差し込みます。

 

機体にセーフティーピンを差し込んだのち、整備員No.1はコックピットおよびエンジンの確認や、

帰ってきたパイロットから不具合を聞いたり、機体の自己診断装置を操作したりし、

その後は機体外周の損傷などを確認します。

整備員No.2とNo.4は、外部兵装の装着を行います。

通常、この作業が最も時間を必要とするため、後述の整備員No.3やNo.5が、自己の作業を終えたのちサポートに加わります。

整備員No.3は機関砲弾の再装填を実施し、整備員No.5は、給油と機体各部にある整備用パネルのチェックを行います。

すべての作業が終了後、セーフティーピンを抜きパイロットが搭乗、エンジンをスタートアップして、滑走路へ向かいます。

この間、空対空兵装なら10分、重いミサイルや爆弾など搭載に時間がかかる空対地フル兵装でも20分で済むとされます。

 

で…グリペンは何がすごいの?→設計時から考え抜かれていた!

グリペンがすごいのは、本来なら十分な設備の整った航空基地において、

高い技能を持った膨大な人数の専門職が行うべき「作業」を、臨時飛行場のような場所で、

しかも普段はほかの仕事をしている予備役の整備員によっても、上述のような異次元の早さで可能にしていることだそうです。

 

「グリペン」の機体は可能な限りシンプルに、かつ必要な機器が最低限となるよう、設計時から配慮されているのです。

ターンアラウンドタイムを最小化することによって、「グリペン」は、ほかの戦闘機では難しい1日2回以上の作戦を、

継続して行うことを前提としています。

 

ほかの戦闘機が1日に2度も3度も出撃するのは「全力疾走」に近く、

整備員たちに休む暇も与えない大変な負担を強いることになるため、よほど大人数を用意しない限り、

せいぜい数日続けるのが限度です。

 

もし強行すれば、倒れるか、ミスによる事故発生につながりかねません。

 

また、短い滑走路でも離着陸可能な、高い短距離離着陸能力を持つそうです。

 

「グリペン」は、ジェット戦闘機のなかでもかなり小型の部類で、搭載量や航続距離といった基本的な性能は、

決して高いとはいえません。

 

しかし、危急存亡のときには、1日に2度、3度と出撃することで、

100機が200機300機ぶんの働きを可能とし、実際の性能と機数以上の戦力を発揮できるといいます。


 

 

グリペン ターンアラウンドがヤバイ!《動画あり》その秘密は〇〇だった…世間の反応は

これについて 、世間では様々な声が飛び交っています。

 

「これで平均か平均以上の戦闘力を有していれば
物量や国力の低い国にとっては理想的な機体ですね

日本も実情的には資源も物量も無い国ですし
自国開発に対する反対やアメリカとのしがらみが無ければ選択肢の一つとして開発モデルを
兼ねた導入を考えてみてもいい機体だと思います。

まぁ無理でしょうね(^_^;)」

 

「スウェーデンでの運用は高速道路を滑走路として使うので軽量でもなければならないなど、

独自の設計思想があるが、諸外国でも性能とコストの面から注目を浴びている。

後続距離とステルス性の面から日本では要求が合わない部分も多いが、魅力的な戦闘機だと思う。」

 

「あれやこれやと機能を詰め込めばそのぶん複雑になる、

当然そうすれば故障とかそういったのが出てくるから戻ってきた時はガタガタだ、部品の交換にするにしても時間かかる。

少ない戦力で戦線を、支えようと思えばなるべく兵器は単純な方がいいんだよ。

 

うちの親父が言ってたけど、自衛隊の戦闘機はまだましなんだが、

アメリカ軍の戦闘機電源入れて故障が発生するまでの時間が、15分とかそういう事がものすごく多かったと言ってた。
バトルショートスイッチというのが、ついていて多少の故障でも機能をさせる回路があるんだけど、

それを使用すると一応動くのだけど帰ってきた後の整備は地獄だと言ってた。

#ヤフーコメントより

 

 

 

ふむふむ…私は戦闘機には疎いほうですが(爆)、

面白い世界ですね…奥が深い!

 

グリペン ターンアラウンドがヤバイ!その秘密は〇〇だった…動画

ここで、グリペンの動画をお見せします。

 

 

 

めっちゃかっこいい…!

これは、ファンになってしまいますね!

コメント

タイトルとURLをコピーしました