生まれてすぐの赤ちゃんのリズム
生まれてすぐの赤ちゃんは、寝たり起きたりを繰り返しています。
この頃は、ママの胸元に近づけて抱いてあげると、
赤ちゃんはとても幸せそうに眠ります。
生後2~3週間ころまでの赤ちゃんは、
まだ睡眠リズムをつけるには早いので、
赤ちゃんのペースを大事に、生まれてきてくれた
幸せを実感しながら、過ごしていきましょう。
およそ3週間頃を超えてくると、
スケジュール法を用いて生活リズムを
作っていく段階に入ります。
赤ちゃんにとって良いリズムを
ママが主導して作っていくのです。
赤ちゃんの睡眠パターンの変化
生まれてから1ヶ月までの間、
赤ちゃんは夜中に3回ほど目を覚まし、
おっぱいを欲しがります。
生活リズムを整えていくことで、
夜中の授乳が2ヶ月までに2回、
3ヶ月までに1回と減っていきます。
そして、3ヶ月から4ヶ月の頃には
夜中の授乳は不要になっていきます。
つまり、赤ちゃんもママも、
夜通し眠れるようになるのです。
「赤ちゃんはおっぱいを欲しがるから起きる」
「ママが我慢するのは当たり前」
という固定概念を覆すことができる方法が、
南アフリカ式のスケジュール法なのです。
赤ちゃんの夜の授乳回数の変化
時期 | 寝る前 | 夜中 | 朝 |
誕生~1ヶ月 | 18~19時 | 21時、0時、3時(3回) | 5~6時 |
1~2ヶ月 | 18~19時 | 0時、3~4時(2回) | 5~6時 |
2~3ヶ月 | 18~19時 | 1~2時(1回) | 5~6時 |
3~4ヶ月 | 18~19時 | 夜通し眠る(0回) | 5~6時 |
嘘だと思うかもしれませんが、
私もこれを実践してから本当に
夜中全く起きず、よく寝てくれるようになったので、
寝かしつけに苦労しているお母さん方に、
気楽に始めてみてほしいです。
ベッドに置くと起きてしまう場合に
これ、あるあるなのですが、
抱っこしていたらすやすや寝始めたのに、
ベッドに下ろした途端、突如泣き出す我が子…。
俗に言う、「背中スイッチ」というやつです。
南アフリカ式の子育て法では、
一人寝ができる子になるように、
「そのままベッドに置く」という方法が
取られています。
しかし、これができないんですよね、中々…。
そんなときは、抱いているときから
寝かしつけグッズを赤ちゃんに持たせるようにし、
赤ちゃんがウトウトして来るのを待ちます。
ウトウトしてきたら、なるべく赤ちゃんが
ママの体に密着した状態を保つように、ベッドに置きます。
そして、赤ちゃんが起きそうになったら
背中や腕をトントンしてあげて様子を見ます。
そのまま自分で寝ようとしている感じであれば
しばらく様子を見ていて、
どうしてもダメで泣いてしまったらもう一度抱きます。
そしてまた落ち着いてウトウトしてきたら、
同様の動きを繰り返します。
最初に1~2分様子を見たら、次は3~4分、
次は5~6分というように、段々と抱くまでの時間を
長くしていくと良いそうですよ。
ポイントは、完全に眠ってしまわず、
「ウトウトしてきたくらいで」ベッドに置くこと。
こうすると、赤ちゃんはベッドで自力で
眠りにつく感覚を覚えていきます。
これが、ひとり寝ができる子になる
ポイントになっていきます。
まとめ
赤ちゃんの睡眠パターンは、
月齢によって徐々に変化していきます。
夜中の授乳回数は次第に減り、
3~4ヶ月を超えてくると
朝まで夜通し眠ることができるようになっていきます。
ベッドに置いた途端
起きてしまう場合は、抱っこで揺らしつつ、
ウトウトしてきたら完全に眠る前にベッドに置く。
こうすることで、
「自分で寝付くこと」ができるようになり、
ひとり寝ができる子になっていくのです。
赤ちゃんの睡眠パターンの変化の目安を
理解した上で、生活リズムを
作っていきましょう!
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